もくまおう(@mokumaoukabu)です!
6月1日に日帰りでBlue Note Tokyo(ブルーノート東京)でJoey Alexander(ジョーイ・アレキサンダー)くんの来日公演を見に行ってきました。
僕が行ったのは3日間の公演のうち最終日。1stステージの方になります。
僕自身、初のブルーノート東京です。38歳にして新たな感動が生まれました。
ジャズで、「優しさ、四季感、自然音」を感じたのは初めてのことです。
Joey Alexander(ジョーイ・アレキサンダー)はどんな人?
Joey Alexander(ジョーイ・アレキサンダー)くんは、インドネシアのジャズピアニスト。
2023年6月8日現在、まだ19歳!(25日で20歳になるそうです!)
そして、デビューは12歳! 天才少年ピアニストなのです。
彼が、有名になったきっかけはジャズ界のレジェンド、ハービー・ハンコック氏です。
2011年にユネスコ大使としてジャカルタを訪れていたハービー・ハンコックの前で演奏し、ハービーから大絶賛を受ける。
~中略~
2015年に発表したデビュー・アルバム、『マイ・フェイヴァリット・シングス』では、12歳にして最優秀ジャズ・インストゥルメンタル・アルバムを含む、2つのグラミー賞に最年少でノミネートされアメリカに衝撃を与えた。
引用先:ユニバーサルミュージックジャパン公式サイト バイオグラフィーより
今回は、自身のオリジナル作品のみで構成されたアルバム「Origin」のレコ発ツアーとして、ジャズの聖地「ブルーノート東京」で3日間公演となりました。
Blue Note Tokyo(ブルーノート東京)について
僕自身、ブルーノート東京行くのは初めてです。
行きたいとは思っていたのですが、コロナ禍で中々行くことができませんでした。ようやく、今回初めて行けることに!
気合を入れてブルーノート有料会員になりました。

ブルーノート東京について簡単ではありますが、説明したいと思います。
座席について
ブルーノート東京は座席によって料金が全然違います。
株式会社ブリッヂのホームページで座席からの視点をバーチャル体験できます。(ホームページはこちら)
↓の画像はジョーイ・アレキサンダーくんの公演について、公式ホームページからスクショしたものです。

僕は1名だったので、前方で見ることができ、チケットも割と手ごろなアリーナシートにしました。(有料会員だと、月~木曜日のミュージックチャージが10%オフになります!)
ちなみに、当日の座席は一番前でした!!

尚、アリーナシートは1,2名で行く場合、基本相席となります。

相席とは言ってもメインは演奏なので、開演までは挨拶をした程度です。全然気になりませんでした。
当日のシステム
当日来店後の流れは、こちらもブルーノート東京公式ページで見ることができます。


僕の場合、メールで座席の案内が来ていたので、チェックインは不要。
スタッフさんにメールを見せ、座席までご案内していただき着席。そしてオーダーという流れでした。会計は座席に置いてあるコースターを、公演終了後に持っていき、チェックする流れです。
飲み物は、特別メニューのアーティストカクテル「ジョーイ・アレキサンダー」を注文。
値段はなんと1900円(税別)です!



次回からはビールにします(笑)


ライブレポート
18時ちょうどにライブがスタート。
ジョーイ・アレキサンダーくんはとてもラフな格好。下はスニーカー。
ベースはクリス・ファンさん。
ドラムはジョン・デイヴィスさん。(山中千尋さんのドラムもやっています)
1曲目はWarna。既に1曲目で、ガツンと鷲掴みにされる。
ジョーイ・アレキサンダーくんは時折笑顔を見せつつ、まるで職人のような表情で、一音一音、針を通すかのような繊細なピアノ。体も大きくダイナミックな演奏が魅力的なジョン・ディヴィスさん。その2人を中和したようなクリス・ファンさんのベース。
僕が、感じたのはこのトリオのグルーヴは、ジャズなのに四季感があるんですね。
目をつぶると優しい雨に打たれているかのような感覚。自然音にすら聞こえてきます。
2曲目は、ジョーイ・アレキサンダーくんがソロで「Sukiyaki」→「Summer Rising」
Sukiyakiは恐らく日本公演だからこそなのでしょう。Summer Risingはアルバム「Origin」で僕が一番好きな曲。
実際の演奏は原曲よりも優しくしっとりしていました。
その優しさをカバーしているのはリズム隊の2人なんだなあと知りました。
↓のYouTube映像はブルーノート東京の時と全く同じメンバーです。
ハイライトは、中盤に演奏していた「Bali」
相席で向かい側に座っていた女性がものすごく喜んでいました。
僕も生で見てこの曲が一番好きになりました。ライブが終わって、PVを初めて見ました。
この曲こそ、彼を象徴する曲なんだなと。
僕がイメージした彼の優しさ、四季感、自然音、すべてつまっているPVでした。
最後に演奏したのは「Origin」の1曲目である「Remembering」
こちらは、原曲とは全く違い、途中までフェンダーローズ、メロトロンを駆使した演奏。一番プログレっぽい演奏でした。
この曲がここまで派手に化けるとは・・・
驚きのまま、あっという間の75分が終了。
日帰りで帰るため、すぐにチェックをし、会場を後にしました。
ブルーノート東京でジョーイ・アレキサンダー
僕は38歳にして、新たな感動が生まれました。それくらい、僕にとって思い出に残るライブとなりました。
何度もブルーノートに行きたい!
また、ジョーイ・アレキサンダーくんを見て癒されたい!
ジャズで癒しを感じたのは初めてのことです。



現時点でブルーノート東京に行く予定はありませんが、また必ず戻ります!
最後までご覧いただきありがとうございました。一度きりの人生を豊かに。