BBS25周年!「LAY YOUR HANDS ON ME」は歌い継がれる。BOOM BOOM SATELLITES×THE SPELLBOUND

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もくまおう(@mokumaoukabu)です。今回は音楽記事です。

BOOM BOOM SATELLITESとTHE SPELLBOUNDいう2つのバンドを紹介させていただきます。

BOOM BOOM SATELLITESは昨年25周年となりました。

今年はTHE SPELLBOUNDが、

「BIG LOVE TOUR -BOOM BOOM SATELLITES 25th Anniversary Special」として全国ツアーを行います。

僕もとても楽しみにしています。

目次

記事を書くきっかけは須藤理彩さんのTwitterから

初めに、僕が2バンドを紹介したきっかけは、女優の須藤理彩さんのTwitterのとあるツイートです。

引用:須藤理彩さんオフィシャルTwitterをスクリーンショットしたもの

このツイートのパパとは、BOOM BOOM SATELLITESのボーカル、ギターの川島道行さん。

2006年に須藤理彩さんと結婚し、残念ながら2016年脳腫瘍で亡くなりました。

もくまおう

このツイートを見たとき、思わず目頭が熱くなりました

BOOM BOOM SATELLITES

初めに、BOOM BOOM SATELLITESについて紹介します。

BOOM BOOM SATELLITESは2人組のロックユニットです。

ボーカル、ギターは、先ほど紹介した須藤理彩さんの旦那さんである川島道行さん。

ベース、プログラミングは中野雅之さん。現在は、後に紹介するTHE SPELLBOUNDでも活動しています。

1997年にデビューですが、実は売れたのは海外が最初。

いわゆる「逆輸入バンド」でした。

4thアルバムで、国内でも更に人気に。

初めは、どちらかと言えばダンス色が強い印象です。

日本でも人気はありましたが、人気が特に出てきたのは、4stアルバムの「FULL OF ELEVATING PLEASURES」というアルバムだと思います。

このアルバムからダンスミュージックより、ロック色が強くなっていきます。

FUJI ROCK FESTIVAL(フジロック)には9度の出演。WHITE STAGEではヘッドライナーも

BOOM BOOM SATELLITESは多くの音楽フェスに出演しました。

中でも、フジロックは9度の出演。2007年には2番目に大きいWHITE STAGEでヘッドライナー。

公式ファンサイトのFUJIROCKERS.ORGでは、「ブンブンサテライツ、フジロックと歩んだ日々」という記事で紹介されています。

川島さんが脳腫瘍との戦い、2016年活動終了

川島さんはバンド結成時から、脳腫瘍との戦いでした。

そのことが公表されたのは、2013年。川島さんは治療に専念し、休養を取りました。

この時は、順調に回復し、武道館ライブで復活しています。

しかしながら、その後脳腫瘍は更に悪化。

2016年、BOOM BOOM SATELLITESは、4曲入りのEP「LAY YOUR HANDS ON ME」をリリースし、活動終了すると発表しました。

渾身の力を振り絞って作成された「LAY YOUR HANDS ON ME」

「LAY YOUR HAND ON ME」が、作成の時点で、すでに川島さんがもう頭が回らない状態だったそうです。

そんな中出来た作品は、BOOM BOOM SATELLITESの長いキャリアの中で屈指の名曲となりました。

以下の記事は中野さんのインタビューです。

——新作『LAY YOUR HANDS ON ME』がBBS最後の作品になるであろうことは昨年の夏の時点で思い至っていたということでしたが、そのことは作品に何か影響を及ぼしましたか?

これまでの制作とはやはり違いましたね。まず、あまり考えないで作るということが。

そもそも先のことを考えることができない状態でしたけど、頭のいいアーティストであれば2、3作先のことを考えて作品を作る人もいる。

僕はそこまで器用じゃないけど、これまでなんとなく先を見ながらやっているという感覚はあったんです。
でも、今回はそれがない状態で、ただ目の前の楽器に無心で向き合うようになっていたと思うし、さらに言ってしまえば歌があればそれでいいぐらいシンプルな考えになっていて。

川島くんの状態が悪化していることもあり、自ずと彼のリリックもシンプルになっていったし、歌自体も歌い手としてロックボーカリストとしての業が抜けていったんです。

要は、ロックボーカリストが虚勢を張るようなこととは真逆の立ち振る舞いになってきていて、とても純粋な歌が録音されていくんですよ。

それを僕は隣で観察し、記録しながら、あとどれぐらいレコーディングで実際に声を出していられるのかを冷静に判断しつつ、川島くんのミュージシャンとしての変化を興味深く見てました。

すると、人間の脳というのは実にいろいろなことをしているということが、すごくリアルなところで見えてきて。

でも、川島くんはやっぱり最後まで諦めなかったんですよ、レコーディングも。それは心からすごいと思いましたよね。

引用:BOOM BOOM SATELLITESラストインタビュー、川島道行が死に直面し下した1つの真実【前篇】

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