もくまおう(@mokumaoukabu)です!
2023年4月7日
この度、Coccoの25周年ベストツアーを見に東京へ行ってまいりました。場所は、東京ドームの近くにあるTOKYO DOME CITY HALLという約2500人ほどの会場です。
悲しきことにCoccoのライブを見に行ったというと、「まだやってるの!?」というご意見がほとんど。。。
一度引退しており、再活動してからTVでは出演がめっきり減ったとは言え、世間からそう思われているのはセンチメンタルになりました・・・・・
これだけは言っておきたい!
Coccoは、46歳になりますが声はバリバリ出てるし、益々綺麗になっています。
拒食症もあり、休んでいた時期もありますが、トップアーティストとして今もなお健在です。
今回のベストツアーは其の1、其の2、其の3(アコースティック)に分かれており、それぞれセットリストを変えて全国ツアーを行っています。
僕が行ったのは、其の2になります。
開演前
グッズ販売ですが、断トツの人気は600円のがちゃがちゃ。アーティストのグッズで600円でこれだけコスパのいいのはCoccoぐらいじゃないかなと思います。そのため、グッズ列とがちゃがちゃ列が分かれるくらいの人気です。

僕は会場入りしたのはちょうど18時頃。会場内で30分ほど並んで買うことができました。
当たったのはマイカフェカップ(青)。これは、妻へのお土産です。

セットリスト
M1.強く儚い者たち
M2.焼け野が原
M3.樹海の糸
M4.あなたへの月
M5.ベビーベッド
M6.楽園
M7.もくまおう
M8.有終の美
M9.BEAUTIFUL DAYS
M10.お望み通り
M11.コスモロジー
M12.Raining
M13.Never ending journey
M14.潮満ちぬ
M15ポロメリア
M16.花柄
M17.音速パンチ
M18.あたらしいうた
M19.ウナイ
M20.クジラのステージ
ライブレポート
最初の3曲に超有名曲を演奏する構成。20数年前の曲でも未だに全く飽きることのない名曲ばかり。
4曲目「あなたへの月」→5曲目「ベビーベッド」から25周年ツアーらしいレア選曲へ。
そして、7曲目。
もくまおうの木に囲まれたような緑の優しい照明。頭に一発で残る印象的なイントロ。
「もくまおう」が流れます。
20周年の日本武道館公演では1日目の最後の曲に、演奏し最初のベストアルバムの未発表曲のレア曲です。
今回の其の2ではこの名曲が固定されています。

自分の名前にしてしまうくらいの大好きな歌です!
Coccoの曲の中でも高音が続く歌なので、かなり難しい曲。それを力強く歌いきる姿にただただ感動しました。
10曲目のお望み通りは最近の曲。PVで使用した車の段ボールは開場の入り口横に展示されていました。ライブ向きのダンスナンバー。


アルバム「プランC」から「コスモロジー」、こちらも人気曲の「Rainning」とバラード2曲が続きます。
ライブ向きの曲である「Never ending journy」や「あたらしいうた」、その間に「ポロメリア」や「音速パンチ」といった名曲が挟む構成。
今回の選曲はスターシャンク以外は各アルバムから演奏しています。
コロナ禍に発売したアルバム「クチナシ」から「潮満ちぬ」がようやく生で聞けたのも嬉しかった。
コロナ禍という環境の中を象徴したPV。その環境の中、「潮が満ちる」という比喩を使って前に進んでいく、力強い歌です。
近年はMCが少なくなりました。
今回は2回だけありましたが、最後の方の「あたらしいうた」のMCの時に、自分の友達がおばあちゃんになったこと、サザエさんはカツオ目線で見ていたのに、サザエさんどころかフネさんに近くなってしまったと話していました。
その後、
「私たち今まで結構がんばったよね。楽しく行きましょう」
というMCからのウナイ。
そして、みんなの歌ですと言って最後に演奏したクジラのステージ。ハイライトが前半が「もくまおう」なら、後半は「クジラのステージ」でした。
MCの時に言っていた「私たち結構がんばったよな。楽しく行きましょう」というメッセージは、この歌につながっていたんだなと。
会場で配っていたフライヤーに「クジラのステージ」の歌詞があり、ライブの最後この歌詞を見ながら、今も余韻に浸っています。


ちょうど2時間でほぼMCなしのストイックなライブ。
最後の最後までバランスの良いセットリストで、今までで一番良かったです。
25周年で一番いいライブなんて中々ありません。自分の人生を支えてくれたCoccoに心から感謝とリスペクトです。
最後までご覧いただきありがとうございました。一度きりの人生を豊かに。