もくまおう(@mokumaoukabu)です!
5/9、SBIグローバルアセットマネジメント株式会社が新たに11ファンドを設定するということで話題になりました。(公式ページ)
SBIグローバルアセットマネジメント株式会社は、投資信託で人気があるSBI・Vシリーズでお馴染みですね!
その11ファンドの中には僕にとって待望のファンドがありました。
それは、SBI・V・米国増配株式インデックスファンド(通称SBI VIG)です。
このファンドはバンガード社のETFで「VIG」という商品に連動したものです。
僕は6月からこのファンドを積立することにします。変わりに今年から積み立てていたTracers S&P500配当貴族インデックスをやめることにしました。今回はその理由を紹介していきます。
Tracers配当貴族→SBI VIGに変更した4つの理由
- 配当貴族は連続増配25年以上
- VIGは連続増配10年以上
連続増配という点でよく比較されています。しかし、僕はSBI VIGを選択することにしました。Tracers配当貴族よりSBI VIGを選んだ理由は大きく4つです。
手数料の問題
Tracers配当貴族の信託報酬は0.1155%
SBI VIGの信託報酬は0.1238%
これだけだとTracers配当貴族の方が手数料面で安く見えます。しかしながら、Tracers配当貴族には指数の標章使用料が含まれていません。
このことに関しては↓の関連記事で詳しく紹介しています。こちらではTracers MSCI オール・カントリー・インデックスについて取り上げてますが、残念ながら配当貴族も同様です。

Tracers配当貴族は、目論見書を見ると0.1%未満の指数の標章使用料がかかります。
つまり、実際の信託報酬は0.1155%~0.2155%かかるわけです。そうなると、SBI VIGの方が手数料が安い可能性が大になります。
VIGの方が分散されている
- Tracers配当貴族の構成銘柄は64銘柄(2022年7月時点)
- VIGの構成銘柄は、2023年4月現在289銘柄(日興フロッギーおけいどんさんの記事参照)
となっています。
インデックス投資の基本は「長期・分散・低コストです」
長期は当たり前として、分散・低コストの面でSBI VIGの方がインデックス投資に向いていると思います。
配当貴族は均等加重型、VIGは時価総額平均加重型
これは好みの問題になります。
配当貴族指数は、均等加重型と言われています。これは構成銘柄を単純に平均で割ったもの。64銘柄なので1銘柄あたり約1.5%の割合となっています。
VIGは時価総額平均加重型。人気のS&P500も時価総額平均加重型です。
つまり、時価総額が大きい企業ほど比率が大きくなっています。
VIGのみアップル(AAPL)とマイクロソフト(MSFT)が選ばれている
繰り返すと、
- 配当貴族は25年連続増配
- VIGは10年連続増配
が条件の銘柄です。そのため、どちらも安定したベテラン企業が多いのが特徴です。
しかし、配当貴族にはない銘柄で、VIGにある銘柄がアップル(AAPL)とマイクロソフト(MSFT)です。
ご存じの通り、米国企業の時価総額で1、2位の企業です。
個人的にはアップル、マイクロソフトが含まれた方がいいと思っています。
ウォーレン・バフェットは永続的な競争優位性を持つ優良企業を推奨
なぜ、アップルとマイクロソフトが含まれた方がいいのか?
それは、世界一の投資家ウォーレン・バフェットが「永続的な競争優位性を持つ優良企業を買うべきだ」と言っているからです。
アップルとマイクロソフトはスマートフォンとパソコンの分野で、間違いなく優位性を持っています。その点で、僕は配当貴族よりVIGを買いたいと思っています。
以上4つの理由を紹介しました。
最後までご覧いただきありがとうございました。一度きりの人生を豊かに。