生きるのがつらい人へソンゲントジユウを。魂のバンド「eastern youth」

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もくまくう(@mokumaoukabu)です!

自分事で申し訳ないですが、最近悲しいニュースが入りました。仲良くしていた後輩が、借金で苦しくなり失踪。無事見つかったそうですが、精神病院で入院と知りました。コロナ禍でしばらく会っていませんでしたが、3年でこうなるとは・・・・

投資ブログをやっている身として、本音は節約→投資を目指している僕としては叱ってやりたいくらいです。悔しいです。

でも、とりあえず、生きてて良かった。

この時、頭に自分が心から好きなバンド「easteyn youth」が浮かびました。彼に、いつかまた会うときには聞かせてやりたいと思っています。

僕も何度もつらい思いをしました。病院に行けば間違いなくうつ病と診断されるだろうという経験もあります。

特に、去年は仕事で大きなミスをしたとき、何度も「eastern youth」を聞いていました。

生きるのがつらい

生きているのが苦しい

そんな時音楽で救いを求めるなら、僕は「eastern youth」しか紹介できません。苦しんでいる人の少しでも役に立てればと思い、今回「eastern youth」という大好きなバンドを紹介します。

目次

「eastern youth」というバンドについて

バンドメンバー

eastern youthは3ピースのバンドです。35年間活動しています。

ボーカル、ギターは吉野寿さん

ベースは村岡ゆかさん

ドラムは田森篤哉さん

ベースは結成当時は、三橋徹さん。その後23年支えてきた二宮友和さん。そして現在、村岡ゆかさんで3人目になります。

吉野さんと田森さんは幼馴染です。

バンドの生い立ちは僕が紹介するよりも、吉野さんのインタビューを見てもらった方がいいです。

eastern youthのファンなら全員が見て欲しいくらい中身の濃いインタビューです。

吉野寿さんインタビュー(トーチライト-ここで生きてつくっていくメディア)

バンドの知名度

恐らく知らない方もたくさんいるかもしれません。僕の職場は50人くらいいるのですが、eastern youthをしてる人は50人のうち僕と後輩1人だけだと思います。地上波に出ることはないからです。

しかし、FUJI ROCK FESTIVALでは常連バンド。一番大きいグリーンステージでも2度出演しています。

世間では知らなくても、ロック界では偉大なバンドであることは間違いありません。

そもそも、どう聞かれたいと思って作ってはいない

タワーレコードの「NO MUSIC NO LIFE」ポスターのメイキング動画ですが、後半の吉野さんの話がとても印象的です。

この動画で吉野さんは、「多数派に入れない、こぼれ落ちたりはみ出したりする人たちの気持ちに届けばいい」と言っています。そもそも大多数の人たちに届きたいと思ってるわけではないんですね。

歌詞が心に突き刺さるeastern youthの名曲5曲

ここからは数ある名曲の中で

  • 歌詞が心に突き刺さる名曲
  • Youtube動画も公式動画であるもの

に絞って5曲だけ紹介していきます。(歌詞は太字にします)

本当に大好きなバンドなので、5曲だけでは正直とても足りません。苦渋の決断での5曲です。

ソンゲントジユウ

どう転んだって、俺は俺

生まれ持った生存の実感を

誰かの手に委ねちゃいけねえんだ

煮えたぎった日が落ちてゆく

再び、インタビューですが、吉野さんがこの曲について触れています。本当に大事なことです。

障害者支援施設で生きる価値なしって沢山殺されたりとかさ、貧乏だから、働く能力ないから、納税しないから、不倫したから生きる価値なしとか、何を言ってんだと。いかめしい単語ですけど、自分が生きてる、尊厳としか言いようがない、それは誰かに許されて与えられたりするもんじゃないでしょう。それをどうして遠慮しないといけないのかってことですよね。死ぬまでの自分の一生ですよ。誰も責任とりゃしねえし。思ったようにやるのが1番、どう転んだって自分は自分なんだから。良いとか悪いとかじゃねえし。それで生きてるんだから良いじゃねえかっていうことを言っておきたかったんだと思う。だから後悔してませんよ。

引用先:OTOTOY吉野寿さんインタビュー(eastern youth、最強伝説継続中! ──生存の実感は誰かの手に委ねちゃいけねえんだ)

冒頭で触れた後輩にこのインタビューの中身を心から伝えたいと思っています。

自分自身の尊厳は失ってはいけない。

特に最近は、SNSによる批判で自殺してしまった方もいて本当につらい世の中です。

しかし、「生きることに遠慮してはいけない」と励まされる歌がここにある。苦しんでる人に知って欲しいと願うばかりです。

荒野に進路を取れ

生れてきた意味は知る由も無いが

此処に立って今を見据えている

それは傷つき疲れ果てているが

走り出す姿勢を立っている

~中略~

身を乗り出して手を振って

サヨナラを繰り返して

人々の旅は続く

境界線を飛び越して

嵐の荒野に踏み出して

人々の旅は続く

傷ついて疲れ果てても、前へ向く気持ちを持つ。次の進路に飛びこむ。

自分の人生の価値は自分で決める。そういう強さが滲み出る曲です。

街の底

意味なき故の価値に輝いて

訳も分からずただ歩き出した

訳も分からずただ喋り出した

いつしかその涙は否定され

それからその泣き声も奪われた

~中略~

街の底 人間達

漂っている 漂っている 漂っている

街の底 人間達

生きている 生きている 生きている

最近のライブでは本編の最後によくやる1曲です。吉野さんがよく自分のことを街の底と言っています。

マジョリティから逸脱してしまって、世間から見れば街の底かもしれない。それでも生きてる。それだけでいいじゃないかと伝えてくれています。

ストレートな歌詞が突き刺さります。

ナニクソ節

雲を割って光の束が降ってくる

花を散らして激しい風が吹いてくる

涙が出そうだ だけど泣きたくねえ!

ぶっ倒れそうだ だけど負けたくねえ!

Youtube動画は吉野さんのソロですが、eastern youthではアルバム「ボトムオブザワールド」に収録しています。

絶望の中にも、生きてやるんだという力強さが滲み出る1曲です。

夜明けの歌

夜が明ける

悲しみを笑い飛ばして

夜が明ける

朝が来る

甘い夢叩き壊して

朝が来る

逃げても逃げても逃げても

朝が来る

涙よ止まれよ今直ぐ

もう朝だから

どんなにつらいことがあっても朝は来る。朝が来たら涙をぬぐって前へ進もうという歌です。

おすすめの作品

おすすめの作品はDVDで「2019年日比谷野外大音楽堂公演DVD 2019.9.28」です。先ほどの夜明けの歌の映像もこのDVDのものです。

eastern youthの長いキャリアの名曲をまんべんなく演奏しています。

2015年、長きに渡り在籍した二宮さんが脱退。ピンチの時に吉野さんが交渉したのが、長年eastern youtheの大ファンで、対バン経験もある村岡さんでした。

このライブでは、村岡さんがバンドに入ってくれたことに感謝する吉野さんのMCがとても感動します。

以上で簡単ですが、eastern youthの紹介を終わります。

最後までご覧いただきありがとうございました。一度きりの人生を豊かに。

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