もくまおう(@mokumaoukabu)です!
先週はネット証券でインデックスファンド商品を買うことを紹介いたしました。
今週はいよいよ、実際どの商品を買えばいいかを紹介します。
結論から言うと、
- 米国株はS&P500、VTIに連動した投資信託
- 全世界株はMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス、VTに連動した投資信託
- つみたてNISAで購入
がベストアンサーです。
米国株
S&P500
米国企業を代表する約500の企業が採用されている指数です。米国株式市場全体に対し約80%の時価総額比率を占めています。
日本でもS&P500に連動した投資信託は特に人気です。
「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year2022」でも、3位に選ばれているeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)がおすすめです。
現在(2023年5月22日現在)日本で最も売れている投資信託です。
手数料の安さ、大手ネット証券ならどこでも買えます。
VTI
S&P500が米国代表の約500社なら、VTI(Vanguard Total Stock Market Index Fund ETFの略)は、米国全体約4000社の企業、つまり米国丸ごと買える商品です。
S&P500は米国全体の80%の時価総額比率をですが、VTIは残りの約20%、約3500社の小型株も購入することができます。
ここ1年の成績は小型株が不調なので、S&P500の方が下落率は少ないです。小型株は好景気の時に爆発力があります。
VTIのおすすめは、SBI・V・全米株式インデックスファンドです。こちらはSBI証券(auカブコム証券も可)の取り扱いです。

厚切りジェイソンさんはVTI一択で購入していますね!
全世界株
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
対象は約70ヵ国、約4,000社。世界全体の時価総額比率の約85%を占める指数です。
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスに連動した商品でおすすめは、eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)です。
「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year2022」で、見事1位だった投資信託です。
手数料の安さ、大手ネット証券で買えるというのが魅力。
実は、過去にもこの商品をおススメしています!


VT
VT(Vanguard Total World Stock Index Fund ETFの略)は、銘柄数は約8000銘柄近く、全世界の時価総額比率の約98%をカバーしています。MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスより更に分散したものになります。
おすすめの投資信託は、SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド。こちらもSBI証券(auカブコム証券も可)の取り扱いです。
NISA口座を作りつみたてNISAで買おう
ここまで、4つの投資信託を紹介してきました。
初めて投資する方は、ネット証券を作る際に同時にNISAを作り、つみたてNISAで買うことをおすすめします。
NISAとは?
NISAの中身を知らない方に簡単に説明します。
投資で資産を増やし、売却する際は、実際は20.315%の税金がかかります。NISAはその利益分の税金かからないお得な制度です。
NISAは2023年5月現在、NISA、つみたてNISAを選択できます。
※18歳以下の子供がいる場合は、加えてジュニアNISAもできます。
NISA、つみたてNISA、ジュニアNISA今年で廃止され、来年からは新NISAになります。
しかし、NISA、つみたてNISAの非課税期間は継続されます。そして、NISA口座はそのまま新NISAに引き継がれます。



今からNISAを初めて全然問題ありません!
非課税期間はNISAよりつみたてNISAの方が長い
- NISAは年間120万円まで非課税。非課税期間は5年
- つみたてNISAは年間40万円(月33,333円)まで非課税。非課税期間は20年です。
今から、投資を始めるなら、非課税期間が長いつみたてNISAがおすすめです。
なぜかというと、↓の記事で紹介しましたが、資産を増やすには長期投資が大事だからです。


これまで、3週にわたって初心者の方が投資するにあたっての基礎知識を紹介いたしました。
投資を始めようと思っている方に、少しでも役立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。一度きりの人生を豊かに。