もくまおう(@mokumaoukabu)です!
僕のポートフォリオですが、
- 日本個別株はすべて売却
- ETFはVGT以外すべて売却
を致しました。
理由は、
- 日本個別株は、すべて含み益のため、来年から開始される新NISAの資金に補充
- ETFは保有していたVIG、VYMは連動した分配金のない投資信託があるため不要
と考えたからです。
ポートフォリオを整理したのは、新NISAを意識したためです。
僕は新NISAはすべて「分配金なし」、「内部再投資型」の投資信託で埋めたいと考えています。今回は、その理由をお伝えします。
新NISAで投資信託で購入すると枠をすべて使いきれる
新NISAは、金融庁のホームページで説明している通り、
- つみたて投資枠(年120万円、上限600万円)
- 成長投資枠(年240万円、上限1200万円)
2つの投資枠の合計で、年間最大360万円、上限1800万円まで非課税で運用することができます。
- つみたて投資枠は、厳選された現行のつみたてNISAと同様投資信託のみ
- 成長投資枠は、ほとんどの上場株式、投資信託などを買うことができます。(信託期間が20年未満、毎月分配型、高レバレッジ型の商品は対象外)
投資信託は上場株式とは違い、100円から買うことができるので、年間最大360万円、上限1800万円の非課税枠を完全に埋めることができます。
[重要]「分配金なし」、「内部再投資型」の投資信託が最も非課税で資産を増やせる
ここからが重要となります。
「分配金なし」、「内部再投資型」の投資信託が、最も新NISAの非課税枠1800万円を資産を増やせることができます!
どういう理由か解説します。
S&P500に連動した投資信託、ETFで比較
人気のS&P500の商品で比較します。
投資信託
S&P500に連動し、「分配金なし」、「内部再投資型」投資信託では、
- eMAXIS Slim(米国株式)S&P500
が挙げられます。つみたて投資枠、成長投資枠のどちらでも買うことができます。
S&P500指数(配当込み、円換算ベース)の値動きに連動する投資成果を目指す商品で、分配金がない代わりに、基準価額決定の際に上乗せされる仕組みです。
つまり、非課税の1800万を超えても、配当分は内部再投資によって基準価格を上げているため、基準価格が上がって儲かった分はすべて非課税です。
ETF
ETFの場合はどうでしょうか?
日本の株式かつ日本円で買える東証ETFでは、
- iシェアーズ S&P500 米国株 ETF(1655)
米国の株式で、基本ドルで買う米国ETFでは
- VOO
などが挙げられます。
これらの特徴は、まずETFのため成長投資枠でしか買うことができません。
しかし、「分配金なし」、「内部再投資型」の投資信託と違って、分配金をもらうことができます。
成長投資枠の非課税の枠1200万円(年最大240万円)を超えない場合、分配金は非課税の枠に埋められるため、
- 東証ETFであるiシェアーズ S&P500 米国株 ETF(1655)の分配金は非課税
- VOOの分配金は外国ETFのため、新NISA分の非課税とは別に10%の外国税が発生
となります。
では、非課税の枠を超えた場合はどうなるでしょうか?
- 東証ETFであるiシェアーズ S&P500 米国株 ETF(1655)の分配金は約20%の課税
- VOOの分配金は約20%の課税+米国ETFのため10%の外国税が発生(二重課税のため確定申告で外国課税分のみ控除可)
となります。

非課税分1800万円を超えると、投資信託の方が非課税で資産を増やせます!
VOOは外国税もあるので、注意が必要です!
しかも、内部再投資は長期運用をすれば、複利の力で圧倒的に有利です!
以上の理由から、僕は新NISAは、すべて「分配金なし」、「内部再投資型」で1800万円を埋めます。
実際どの投資信託を買う?
SBI VIGが2023年6月8日から運用開始により、現在↓の図で積立しています。


2024年からも購入銘柄は変わりません!
eMAXIS Slim S&P500、SBI・V・全米株式インデックスファンド(SBI VTI)は、
- つみたて投資枠で各毎月5万円
- 成長投資枠で各60万円ずつスポット買い
SBI・V・米国高配当株式インデックスファンド(SBI VYM)、SBI・V・米国増配株式インデックスファンド(SBI VIG)は、
- 成長投資枠で各毎月5万円
を購入する予定です。
現在購入している特定口座分はいずれ売却して、すぐ新NISAの資金に充てます。
最後までご覧いただきありがとうございました。一度きりの人生を豊かに。